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フラフ・大のぼり
南国高知では、鯉のぼりと共に「フラフ」を空高くあげて、端午の節句を祝います。
「フラフ」の語源は、英語の「Flag(フラッグ)」が土佐流に訛った、あるいはオランダ語の訛りである、など諸説あるようです。
旗の形状は、大漁旗から考案されたようで、主に高知市から東部でよく見られます。
「フラフ」に描かれる絵は、おとぎ話の金太郎、桃太郎などの元気のいい姿を描いた図柄や、勇ましい武者絵(太閤秀吉、那須与一扇の的など)、七福神宝船のおめでたい図柄があります。
高知では、親、親族、ご近所からの贈り物として五月晴れの土佐路を賑わせています。
一方、のぼり(五月幟)の歴史はさらに古く、全国各地にも見られます。
高知市から西部で盛んにあげられていますが、全国的に 9mが主流であるのに対して、10.5m~11.0mが最長とされています。